私たちは、建築の構造設計を主たる業務とする事務所です。

私たちの仕事の魅力は、手掛ける建築物によって「街並みの環境」、「社会的経済活動」を一変させる役割を担うところにあります。

設計事務所と言えば、“過度な労働”をイメージされることがありますが、短期間での効率のよい設計を目指し、また若手設計者の指導および技術継承を行いつつ、活気ある事務所として成長していきたいと考えています。私たちと一緒に、構造設計を通して社会貢献の一翼を担っていきませんか。

求める人物像は、熱意をもって構造設計に取り組める、芯のある方にお会いしたいと思っています。自分なりのこだわりを持って根気よく業務をこなすことが求められます。

一方で、お客さまをはじめさまざまな方とコミュニケーションをとりながら進めていく場面もあり、実際に現場で経験を積み重ねて力をつけていってほしいと考えています。

この仕事は何と言っても経験がものを言う仕事です、入社してからの成長に期待しています。

構造設計とは、「鉛直荷重や地震、暴風、積雪などの外力に対して安全な建物を設計する」ということを踏まえて、経済性、施主の要望、施工性を考慮した設計が求められる仕事です。

具体的には、意匠設計者による計画図から構造計画を行い、構造計算プログラムを使用して、各部材の断面検討および納まり検討を行い、構造図・構造計算書を作成します。そして、確認申請での質疑回答対応を経て、確認申請が完了します。現場が始まると、現場からの質疑対応や配筋検査、鉄骨製品検査等の監理業務もあります。

建物はひとつとして同じものはなく、設計条件がすべて異なります。設計者として最適解を導きだすには、何よりも経験が必要ですし、日々の研鑽にかかっています。

建築に携わりたいと考えていたのが入社のきっかけです。

仕事は、まず、どういった構造形式で設計するかを考える「基本設計」から始め、「実施設計」として、お客さまや意匠設計者と構造やコストのすり合わせをし、構造図や構造計算書にまとめます。その後、審査機関へ認可申請をしますが、この一連の流れを、案件を受けた者が担当します。

当社はさまざまな企業と取引しており、それぞれのノウハウに触れることで、自分に蓄積される知識や経験は大きいものとなっています。主力である駐車場をはじめ多種多様な物件を手掛けられるのも魅力です。物件が大きい分、完成時の達成感は格別です。例えば、沖縄・北谷のショッピングモール「デポアイランド」は、ガイドブックにも載る観光地なので、担当できてうれしかったですし、マンションの場合は、誰かの人生のどこかに携わる部分を作ることにやりがいを感じます。

今後、より仕事の精度を高め、幅広い視点から設計を考えられるようになりたいです。これまで経験のない構造形式にも興味があります。

就職活動中、当社に勤める大学の先輩から紹介があり、学生のうちからアルバイトをしながら雰囲気を見ることができました。

大学で学んだ知識を生かし、現在、倉庫や工場など大きな空間を持つ建物をメインに鉄骨造の構造設計を担当しており、プログラムを使った設計とCADでの図面作成を行っています。最近は台風などの自然災害の増加によって年々、建築基準の法律が変わり、それにも対応しています。

完成した建物を見ると、自分が図面で書いたものが本当に建っている！と感激します。工場や倉庫では、鉄骨が壁に覆われずむき出しのままなので、設計した構造部分を目にでき、やりがいを感じます。また、当社は入社１年目のフォローが手厚く、日頃から先輩や上司、役員と話しやすい環境があります。残業の多い業界ながら、休みも取りやすく、私は産休・育休を取得させていただき、社員に寄り添う会社だと実感しています。

建築士の資格取得が現在の目標です。後輩が入社するまでに、教えてあげられる知識を豊富に蓄えたいと思います。